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補聴器の故障の原因や修理・買い替えの判断基準

補聴器は、加齢や難聴などで聴こえに不安を感じている方にとって、日常生活を快適に過ごすための心強いパートナーです。しかし、長く使い続ける中で「音が聞こえづらくなった」「雑音が増えた」「電源が入らない」といった不具合が起こることもあります。そうしたときに必要になるのが“修理”という対応です。

このページでは、補聴器の修理に関する情報を解説していきます。補聴器の不具合でお困りの方は、ぜひ参考にしてください。

補聴器の修理が必要になる事例

その他にも、外装部分の破損やボタンの反応不良など、視覚的に確認できるトラブルもあります。いずれも放置しておくと症状が悪化することがあるため、早めの対応が必要です。

経年劣化による故障

補聴器の平均寿命はおおよそ5年と言われています。これは、内部の電子基板や部品が時間の経過とともに劣化していくためです。特に、湿気や汗などが入り込むことで基板が腐食し、動作不良を起こすことがあります。さらに、経年により部品の入手が困難になる場合もあるため、古い機種は修理対応が難しくなることも覚えておきましょう。

使用・保管時の注意不足による事例

補聴器は精密機器であるがゆえに、取り扱いや保管にも注意が必要です。以下のような使い方は故障の原因になります

  • お風呂や雨天時の着用による水分の侵入
  • 高温・多湿の場所での保管
  • 乾燥ケースを使わずに保管している

その他の故障例

補聴器の故障は、外見ではわかりづらい場合もありますが、以下のような症状が見られたら要注意です。

  • 音がまったく聞こえない:内部回路の断線や電池の接触不良などが原因
  • 音が途切れる、ノイズが混じる:スピーカー部の損傷、アンプの不具合の可能性
  • ハウリング(ピーという音)が頻繁に発生する:イヤモールドの劣化やフィッティング不良が原因の場合もある

補聴器の修理方法と流れ

自己対応できるケースとその対処法

まずは自己チェックで解決できるケースもあります。以下のような状態であれば自分で対処できる範囲なので、修理に出す前に確認しましょう。

  • 電池の装着ミスや残量不足:新しい電池に交換するだけで復旧することがあります
  • イヤモールドや音出口に耳垢が詰まっている:専用ブラシやクリーニングスプレーで掃除しましょう
  • 音量調整の設定ミス:誤って音量を最小に設定していないか確認しましょう

上記を試しても改善しない場合は、専門業者への修理依頼を検討しましょう。

修理の一般的な流れ

補聴器を専門店またはメーカーへ修理に出す際の一般的な流れは以下のとおりです。

  1. 店舗または窓口に故障内容を相談
  2. 初期点検と診断(見積もり提示)
  3. 修理可否の判断と依頼(必要に応じて代替機の貸出)
  4. 修理完了後、返却・動作確認

修理期間は内容により異なりますが、軽度の不具合であれば即日〜1週間程度、重度の修理は2週間以上かかることもあります。

代替機貸し出しサービスの有無を確認

聴こえのサポートが途切れるのは大きな不安につながります。多くの補聴器販売店では、修理期間中に代替機の無料貸し出しを行っているところもあります。希望する場合は、事前に店舗へ確認しておくと安心です。

修理よりも買い替えを検討すべきケース

中には修理に出すよりも買い替えたほうが良いケースもあります。

修理費用が高額になる場合

修理費用が高額で、新品の補聴器と変わらない場合は、無理に修理を選ぶよりも買い替えを検討したほうがよいでしょう。特に保証期間が切れている製品は、再度の故障リスクも高くなります。

使用年数が長い・モデルが古い場合

5年以上使用している補聴器や、すでに販売終了している旧モデルは、部品の供給停止などの理由で修理対応が難しいこともあります。快適な聴こえを得るためにも、定期的な買い替えを視野に入れることが重要です。

補聴器の修理を依頼する前の確認事項

修理をスムーズに進めるためには、以下の項目を事前に確認しておきましょう。

  • 保証期間と内容(無料修理の可否)
  • 故障症状の詳細な記録
  • 修理見積もりの内訳とキャンセル料の有無
  • 修理中の代替機の貸出条件

信頼できる修理業者・窓口の選び方

補聴器の修理は、技術力と信頼性のある業者に依頼することが大切です。以下の点をチェックしましょう。

  • 補聴器メーカーの正規代理店か
  • 過去の修理実績や口コミ評価
  • 修理後のアフターサポート体制

特に高価な補聴器をお使いの場合、非正規の業者に依頼することで本体保証が無効になるリスクもあるため注意が必要です。

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沖縄のおすすめ補聴器販売店3選

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琉球補聴器
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引用元:琉球補聴器
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引用元:東江メガネ
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調査概要:WEB上で公式サイトを確認できた沖縄県内にある補聴器販売店11社を対象とした独自調査(すべて2021年11月時点の調査情報)

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補聴器購入者の使用目的や環境、予算等の相談にのり、補聴器の適合調整や補聴効果の確認、使用指導を適切に行える専門的な知識・技能を習得している「認定補聴器技能者」として公益財団法人テクノエイド協会の認定を受けている技能者

認定補聴器店
補聴器協議会による資格審査を経て、公益財団法人テクノエイド協会の認定補聴器専門店名簿に登録された認定補聴器専門店

補聴器専門
補聴器に特化した商品販売、サービス展開をしているお店