近年、補聴器技術は飛躍的な進化を遂げており、AI(人工知能)を搭載したモデルが登場しています。世界的な補聴器メーカーであるオーティコン(Oticon)は、高度なAI技術を製品に投入してきました。
オーティコンのAI補聴器は、従来の音を大きくするという概念を超え、音を聴き取る力をサポートするという独自のアプローチをとっています。本記事では、AI補聴器の特徴や機能、製品について解説します。
特徴は、DNN(ディープ・ニューラル・ネットワーク)と呼ばれる高度なAIを搭載している点です。このAIは、世界中の様々な場所で録音された1,200万以上の音の情景をあらかじめ学習しています。周囲の音を瞬時に判別し、会話と背景音のバランスを精密に整えることが可能になりました。
オーティコンは、耳ではなく脳で音を理解するという「BrainHearing™(ブレインヒアリング)」の理念を掲げています。AIが周囲の音の解像度を高めることで、音を解釈する際の負担を軽減し、より疲れにくく、豊かな音空間を再現することを目指しています。
従来の補聴器は、マイクの向きを絞って正面の音を強調する指向性に頼る傾向がありました。しかし、オーティコンのAIは、周囲360度の音を1秒間に500回以上(※)分析します。周囲の気配を保ちながら、複数の人が話す環境でも「聞きたい声」を自然に浮き立たせることが可能です。
AIに加えて4Dセンサーが活用されています。ユーザーの体の動きや頭の向きを検知する機能です。静止して話を聞いているのか、歩きながら周囲を気にしているのかといった聞き手の意図をAIが推測し、その場面に適した音響処理をリアルタイムで行います。
2024年に発表された、オーティコンの技術を集約したフラッグシップモデルです。4Dセンサーを搭載しており、ユーザーの動きや会話の状況に合わせてAIが音を最適化し、より能動的なコミュニケーションを支援します。
日常生活における不快な音の抑制に特化したモデルです。風切り音や、食器が触れ合うような突発的な衝撃音をAIが瞬時に処理するリアルサウンド・テクノロジーを搭載。不快感を抑え、クリアで安定した音を届けます。
オーティコンのAI補聴器は、単なる増幅器ではなく、個々の環境に合わせた高度な情報処理を行うデバイスへと進化しています。聞こえの状態や生活環境によって最適な選択肢は異なるため、検討の際は専門店での試聴をおすすめします。
補聴器の満足度を高めるフィッティングを用意している沖縄の補聴器販売店を11社調査。補聴器選びで大切な以下2点を押さえるている会社の中から、精度の高さや調整時の頼りやすさ、費用負担の少なさなど、後悔しないためのポイント別に、おすすめの3社を紹介します。
・レンタル・フィッティングあり…満足できる聞こえの補聴器を手に入れられる
・無料出張相談サービスあり…何度も調整が発生する中で、無理に店舗に行く必要がなく気軽に相談しやすい
調査概要:WEB上で公式サイトを確認できた沖縄県内にある補聴器販売店11社を対象とした独自調査(すべて2021年11月時点の調査情報)
【選定基準】
以下2つの条件を満たす店舗の中から選定
・レンタル・フィッティングあり
・無料出張相談サービスあり
・精度の高いフィッティング・アフターサービス…全店舗に認定補聴器技能者が在籍する琉球補聴器。
・頻繁な調整時に相談しやすい親しみやすさ…対象店舗のうち最も創業年数が古い東江メガネ(1972年)。
・手軽に長く借りられる…月額レンタルプランがある会社の中で最も料金が安いOPTIQUE PARIS MIKI。
【参考価格】
公式サイト、または取扱いメーカーの補聴器(両耳用・既製品以外の商品)に記載されていた価格。
認定補聴器技能者
補聴器購入者の使用目的や環境、予算等の相談にのり、補聴器の適合調整や補聴効果の確認、使用指導を適切に行える専門的な知識・技能を習得している「認定補聴器技能者」として公益財団法人テクノエイド協会の認定を受けている技能者
認定補聴器店
補聴器協議会による資格審査を経て、公益財団法人テクノエイド協会の認定補聴器専門店名簿に登録された認定補聴器専門店
補聴器専門
補聴器に特化した商品販売、サービス展開をしているお店